こんにちは、mimi(@mimi_bodyorder)です!
今回は様々な体臭の検査方法について解説していきます。
実際に体臭を測定してくれる機関の紹介やどのような測定方法で何が知れるかを説明していきたいと思います!
それでは早速いきましょう!
体臭検査に興味を持ったきっかけ
私は体臭を指摘されることが多いのですが、たまに私の体臭を完治できない人が一定数いると感じたからです。
家族や、私の場合は年配の方、特に女性からは臭いがわからないと言われることがあったからです。
これは私が軽度だからではなく私が放っている臭気物質を感知できない人だと思っています。
なので臭いの強度に関係なく、感知できない人はできないと個人的には感じています。
ここで困るのが家族や周りの人に理解してもらえなかったり、本当に臭いを放っているか知りたいのに可視化できないというところです。
臭いの原因が分かればその分、対策もしやすいですが原因がわからないといろんなものをたくさん試さないといけません。そこで私は体臭に関する検査をしてみたいなと思いました。
体臭検査の種類
みなさん、体臭検査にも様々な検査方法があるのはご存知ですか?
自分の体臭を知るだけでなく、体臭の原因や改善方法を知るためには検査の方法はきちんと考えなくてはなりません。
今回は私が実際に体臭検査を行っているサービスの検査方法を解説していきます。
まずは簡単に検査の種類を表にします。
後で腋臭症の方におすすめの機関や検査法を解説するので多い文字が苦手な方はスキップされても構いません!!
検査方法 | 特徴 | 応用 | おすすめの人 |
全ゲノム解析 | 細菌叢のDNAを解析し、腋窩や口内などに存在する細菌の種類や割合を特定する方法。 | 原因菌や酵素を特定して根本原因を知る。 | 根本治療を目指す、上級者向け |
メタゲノム解析 | 特定の部位(皮膚、腸内など)の細菌叢全体を解析し、常在菌のバランスや異常を調査する方法。 | 菌バランスを把握して原因菌の状況を確認。 | 原因菌を知って、対策を立てたい人向け |
液体クロマトグラフィー(LC-MS) | サンプル中の揮発性有機化合物(臭気成分)を分離して分析する方法。臭気物質の詳細な構成を調べる。 | 臭い成分の分析と強度の評価に最適。 | 原因菌が分解する物質や臭いが発生する仕組み等の知識を深めたい人向け |
ガスクロマトグラフィー(GC-MS) | 気体成分(揮発性臭気成分)を分離・定量する方法。腋臭や口臭の主な臭気原因物質を特定するのに使用。 | 臭いガスの種類を明らかにし強度を測定。 | 細菌が物質を分解して生成する臭気物質や強度を知りたい人向け。 |
全ゲノム解析や液体クロマトグラフィーは上級者向けで検査をしてくれる機関もなかなかありません。
おすすめ検査方法と検査できる機関の紹介
腋窩の検査が可能な機関をグラフにします
検査方法 | 行っている機関 | 特徴 | 知れること |
---|---|---|---|
メタゲノム解析 | Parallel Health | 皮膚上に存在する細菌やその量を測定して常在菌のバランス等を知ることができる。 | 腋臭症の原因となる菌の特定。またその菌がどのような臭いを発しているか、菌の量から臭いの強度や範囲も大まかだが推測することが可能。 |
ガスクロマトグラフィー(GC-MS) | benefit-ion.、オドレート、AIREX | 細菌が物質を分解して生成する気体成分(揮発性臭気成分)を定量する方法。 | 腋臭の主な臭気原因物質を特定できる。また臭いの種類や強度も測定。 |
行っている機関を紹介しますが、具体的な結果や効果については保証できかねます。
臭気発生のメカニズム
検査方法を考える前に、臭気発生のメカニズムについて一度おさらいしておきましょう!
腋臭症特有の臭いを発生させることで有名なモラクセラオスロエンシスやコリネバクテリウムが原因菌であると考えられます。
メタゲノム解析ーParallel Health
体臭対策もいろんな方法があります。
まずはメタゲノム解析の検査方法を活用して対策できる方法を提案させていただきます。
Parallel Healthはこの原因菌と考えられているモラクセラオスロエンシスやコリネバクテリウムを死滅させるファージカクテル製品を開発しています。(今後販売予定)
そのため、モラクセラオスロエンシスやコリネバクテリウムの異常増殖が見られた場合ファージを使用することで体臭を改善できるかもしれません。
Parallel Healthは会社が海外のため商品の到着が遅かったり、自分で検査を海外に発送しないといけない為手間がかかります。
また何か問題があった場合は英語で問い合わせをしなければいけません。(カスタマーサポートは充実している印象を受けました)
ガスクロマトグラフィーーbenefit-ion.、オドレート、AIREX
ガスクロマトグラフィーは体臭の強度やどんな種類の体臭なのかを知ることが出来るので、体臭対策にはあまり向いていないと思います。
もちろん検出された臭気物質からどのようなデオドラントを選んだらいいのかや対策を考えることは可能ですが、その場合はメタゲノム解析の方が原因菌を特定できるため優れています。
じゃあ、この検査方法はどんな人におすすめなん?
この検査方法は、自分の臭いや強度を知りたい人向けです。
対策や根本治療のためではなく、手術したいけどそもそも手術するほどの強い体臭を放っているのか、またどんな臭いなのかを知ることができる為自分の体臭について知りたい人へおすすめです。
まとめ
今回は体臭検査についての記事を書きました!
手術後や制汗剤を使用しても周りの人から指摘され、治療法を探している人はメタゲノム検査をおすすめします。
自分の臭いが分からなかったり、自臭症の疑いがあると言われた方はガスクロマトグラフィーの検査をおすすめします。
皆さんに合った検査方法で体臭の悩みがなくなりますように!!
以上、mimiでした!!